マジックアワーから抜けられない

あっちにいったりこっちにいったり、ブレブレの社会人記録。

カルチャーに溺れた大学時代

高校は運動部一筋、高3は夢を目指して猛勉強し、浪人しても勉強の日々。夢破れて、第2志望の学部へ。

なにをしてもつまらなかった大学1年。

 

しかし、そこには「女の子」がいた。

高校は男子校だった。最初は緊張して年下の同級生に敬語を使っていた。声をかけてくれる女の子が多かった。はじめて知った。自分はどうやら「見た目が良いらしい」。自分ではそんなことはないと思っている。ふざけるな、と思っている。でも、ここまで生きていると、大体自分の相場が分かる。というか、人に言われる言葉で大体わかる。

 

そんなことはどうでもいい。

僕は大学のときに、本に溺れて、映画に溺れた。大学は出席ギリギリをキープし、試験勉強は過去問コピーを前日詰め込み。サークルにも入らず、バイトして、本を読んで、レンタルDVDを徹夜で見続けたり、ミニシアターを1日で3件はしごしたり。

大学は神奈川にあった。

だから、映画館に行くにも、それなりにお金は必要だった。

 

読書での一番大きな出会いは太宰治坂口安吾との出会い。

映画での大きな出会いは、三木聡沖田修一、邦画の若手監督たち。世界のヒッチコック、特にフランス映画、トリュフォーとの出会い。

溺れた。下北沢によくいた。酒もタバコも覚えた。競馬にもはまった。女も知った。

 

夢破れて入った大学で、僕はやっと世間を知ることができたのだと思う。デザイナー志望の友達と、理系の大学で2人でいて、今まで知らないことが多すぎたことを恥ずかしく思ったし、自分が知らないことがまだまだあることに胸踊った。

 

ああ、あの頃に戻りたいと、ふと思った。

f:id:g11mb106:20181004173857j:image